初心者のためのドラムセットの選び方

シンバルとタム

 

 

ライドシンバルがリズムをキープする目的で使われるのに対して、クラッシュシンバルは曲中でアクセントを強調する時に使われます。ライドシンバルは20~22インチくらいの大きな口径で厚いのに対し、クラッシュシンバルは一般的にそれよりも小さい口径で薄いものが多く使用されています。

 

 

基本的なドラムセットでは、ライドシンバルとクラッシュシンバルが1枚ずつというものが多いですが、その他にも色々なシンバルがあり、演奏者の好みによってその数は増やされていきます。

 

 

チャイナシンバルは、銅鑼のような音色と効果を持ったシンバルで、普通のクラッシュシンバルよりも派手で激しいアクセントを付けたいときなどに使用されます。スプラッシュシンバルはかなり小さなクラッシュシンバルで、短い残響と高音域の音色が特徴です。一方、タムはフィルインなどに使用されるドラムで、バスドラムの上に設置されるものと、単独で床に置かれるフロアタムなどがあります。

 

 

バスドラムの上に2つのタムを設置するのが一般的で、それぞれハイタム、ロータムと呼ばれ音程差を付けています。演奏者によってタムの数は多くなったり少なくなったりします。

 

 

自分の周りにズラリとたくさんのタムを並べる人もいますし、バスドラムの上にはハイタム1個だけという人もいます。それぞれの演奏者の音楽性と好みによってタムの数や配置が決まってくると思いますが、たくさんあったほうが派手に見えるのは間違いないです。