初心者のためのドラムセットの選び方

ハイハットとライドシンバル

 

 

ハイハットシンバルは、2枚の小さなシンバルを合わせて、ペダルを踏むことで音を出す仕組みになっています。しかし、実際にはスティックでシンバル部分を直接叩いて演奏する方が多いかもしれません。

 

 

ハイハットの使い方は、演奏する音楽のジャンルによって多少変わってきます。ロックやポピュラー音楽の場合は、タイトで細かいビートを表現するために、スティックで直接叩いて演奏することが多く、通常は2枚のシンバルは閉じたままで使用されます。

 

 

時々アクセントとして音色を変化させるために、ペダルを使って少し開けたり、全開にしたりします。逆にジャズなどでは、アフタービートを常にペダルで踏み続ける演奏方法が一般的です。ジャズの場合は細かいビートを刻むのはライドシンバルで行なうのが一般的だからです。

 

 

そのライドシンバルはジャズドラマーにとってはかなり重要なシンバルです。4ビートの演奏時にはライドシンバルは常に鳴り続けており、その繊細な音色によってジャズ独特の雰囲気が生まれていきます。そういうわけで、ジャズを演奏するドラマーたちはスネアドラムと同じようにライドシンバルの品質にはかなりのこだわりを持ちます。

 

 

有名なシンバルメーカーとしては、ジルジャンやイスタンブールなどがあり、多くのドラマーたちがそれらのシンバルを使用しています。