初心者のためのドラムセットの選び方

ドラムセットとは

 

 

ドラムセットとは、大小様々なドラムやシンバルなどの打楽器を一人の奏者が演奏可能な配置にまとめたものです。通常は椅子に腰掛けて演奏します。

 

 

楽器の歴史としては浅く、近年になって登場したものですが、現在のポピュラー音楽では欠かすことの出来ない楽器のひとつとなっています。ドラムセットに組み込まれる打楽器の種類やその数は、決まっているわけではなく、演奏者の好みや音楽の方向性などによって変わってきます。

 

 

しかし、基本的な組み合わせというものは、大体決まっており、それを基準にして各奏者ごとのバリエーションが作られていくようです。基本的なドラムセットの構成は大体次のようになっています。

 

 

以下は右利き用のセットと考えて下さい。中央にバスドラムがセットされます。いわゆる大太鼓です。バスドラムは足で演奏されます。バスドラムの手前、左側にはスネアドラムがセットされます。単独では小太鼓と呼ばれるもので、バスドラムと共に、ドラムセットの中でも重要な位置を占めています。

 

 

その左側にはハイハットがセットされます。スティックと足の両方で演奏されます。バスドラムの上にはタムと呼ばれるドラムが1~2個セットされます。演奏者の右側にはフロアタムがセットされます。大型のタムです。シンバルは、右前方にライドシンバル、左前方にクラッシュシンバルが通常セットされます。